戦争中は、疎開や引揚者の為に広く旅館を開放いたしました。
戦後は昭和30年代より、建物の老朽化により旧来の施設を縮小し、
離れ5棟を増設、閑静さと素朴な趣きを大切にした旅館にいたしました。
第二代館主、武田嘉明は特殊養護教育にたずさわった経験をいかし、
当館をバリアフリーにも対応できる旅館にし、手作りと真心のバリアフリーを実現して参りました。
健康や長寿が話題となっている今、宮乃湯では、温泉療養と癒しの面から、
温泉の神秘的な温もりと、旅先でのささやかな人生体験を味わっていただきたいとつとめております。 |